こんばんは、村井です。
毎日寒かったり暑かったりですね。何を着たら良いのか分かりません。
2、3日前にはラジオの気象情報で、岐阜では雪が〜と言っていてびっくりしました。
先日の大雨で桜も散ったというのに。
と、いうわけで無理矢理感がありすぎですが、雨と雪にかけて『おおかみこどもの雨と雪』。
上の画像にはありませんが、人気・実力ともに錚々たる作家さんたちが帯に推薦文を寄せていらしたことに今ごろ気付き、今さらながら読んでみました。
だいぶ前(旬の時期)にseitaさんも読んだと仰っていました。
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愛した人がおおかみおとこだった。
けれど花は、彼を受け入れ、彼のこどもを産んだ。
うまれた「おおかみこども」の姉・雪と、弟・雨は、おおかみでもあり、人間でもある。
人間社会での居場所を追われながら、花はこどもたちに問いかけた。
「これから、どう生きたい?」
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わたしはひねくれているので、この期に及んでもいわゆるありがちな「良い話」だろうと思ってなめてかかってたのですが、このラストは予想できなかったです。
清々しさと切なさの余韻が、まさかこんなにも尾を引く終わり方をするなんて。
子どもの成長以上に、わたしには親の覚悟のほうが響きました。
はやみねかおるさんが帯で、「自分の子どもの感想を聞きたい、自分の感想を子どもに伝えたい」と書かれていましたが、わたしも親に読んでもらいたいと思いました。
まあ、恥ずかしいので実行するかはあやしいですが。
映画のDVDも少し前にリリースされましたね。
いつも貸出中なのでまだ観られていないのですが、皆さんが見尽くされたころにまた、わたしもゆっくり観ようと思います。
映画はさりげなく親にも観てもらおうかな。